最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!
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地元育ちの「おおぐち観鋭桜」で
五条川の桜並木を次世代につなぐ。
大口町では、昭和27年に当時の村長が村の一体感を醸成するため、村を流れる五条川堤防への桜の植樹を実施しました。現在に至るまでこの五条川と桜並木の美しい景色は町民に愛され、「日本さくら名所100選」にも選ばれています。
一方、桜は70年以上経過しており、年々樹勢も低下。その対策として、町内の諏訪神社に自生しているエドヒガンの古来種を「おおぐち観鋭桜」と命名し、冬芽をクローン培養技術により育て、まちの造園業者や建設業者などが参加する「大口町桜保存会」と協力しながら植え替えを実施しています。
毎年、樹勢の衰えた桜を伐根し「おおぐち観鋭桜」への植え替えを行っていますが、予算の関係で植え替えられるのは毎年20本ほど。約1,700本ある五条川の桜をすべて植え替えるには80年以上かかる計算になります。そこで今回の寄付金を活用し、植え替えを少しでも多くしていき、この五条川と桜の景色を守っていきたいと考えています。
大口町は愛知県の北西部に位置し、面積は13.61km²で人口は2万4千人、五条川の桜並木や豊かな田園風景が広がる自然豊かなまちです。
一方で昭和30年代から積極的に企業誘致を行ってきたため製造業を中心に680社を超える企業が町内にあり、産業、自然が調和した環境が整っています。
また大口町は、国宝松江城を築城した戦国武将・堀尾吉春の出生地ということから、平成27年に松江市と姉妹都市提携を締結。以来、住民の交流を盛んに行っています。
最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!