最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!
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樹齢300年超えのシダレザクラを、
DNA分析で未来に引き継ぐ。
1660年ごろに京都から運ばれてきた苗が起源とされる、仙北市角館町のシダレザクラ。現在は町内に植栽されている約400本のシダレザクラのうち162本が国の天然記念物に指定されており、最も古いものは樹齢300年を超えています。
町全体にこれほど多くのシダレザクラが植えられているのは全国でも珍しく、地域の人々に代々大切にされてきた歴史が感じられます。春になると、町中が彩られ、特に武家屋敷の残る古い町並みと桜のコントラストは、ここだけでしか見られない唯一無二の景観です。
寄付金は、国指定天然記念物「角館のシダレザクラ」162本の保全に活用します。シダレザクラの葉からDNAを採取し、同じDNAを持つペアを見つけることで、樹勢が衰えた桜や枯死した桜を、健康な個体の接ぎ木や挿し木で復活させる可能性を高めます。仙北市は秋田県立大学と連携し、DNA分析の専門技術の支援を受けながら、角館のシダレザクラを次世代に引き継ぐための取り組みを進めています。
仙北市は秋田県の内陸に位置する人口約24,000人のまちです。
市の中央には日本一の水深を誇る田沢湖が広がり、秋田駒ヶ岳などの自然豊かな山々に囲まれています。また、乳頭温泉郷をはじめとする温泉地も多く、毎年150万人以上の観光客が訪れます。
市の南西部には「東北の小京都」と称される角館町があり、武家屋敷が立ち並ぶ歴史的な町並みが藩政時代の面影を残しています。豊かな自然と多彩な文化が仙北市の魅力です。
最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!