最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!
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豊かな自然とアートが融合した
官庁街通りの美しい景色を守りたい。
整然と区画された街並みのなかでも一際美しく、十和田市のシンボルロードである官庁街通り。旧軍馬補充部の用地が開放された後、官公庁用地として整備された歴史があります。
全長1.1km、幅36mの道の両側に155本の桜と161本の松が4列の並木を作り、桜の時期には県内外からも多くの人々が訪れ、今では県内でも有数の桜の名所となりました。
平成15年からは市民団体「官庁街通りのサクラを守る会」が桜並木の保護活動を行い、根の手当てや土壌改良に取り組み、表彰も受けるなど後世へ桜並木を引き継ぐ努力を続けています。
官庁街通りの桜は、ほとんどが樹齢70年以上と推定され、中には100年以上とされる桜もあります。ソメイヨシノの寿命は60~70年と言われており、官庁街の桜のほとんどは、すでに寿命を過ぎた高齢木です。樹勢が衰え、ベッコウダケなど腐朽菌の発生が多く見られるため、官庁街通りの155本の全ての桜に樹木医による樹勢診断を実施し、病気の治療や樹勢の回復を図りたいと考えており、寄付金はそのための費用の一部に充てる予定です。
十和田市は、青森県内陸部に位置する人口5.8万人のまちです。市の西部に八甲田連峰のみどり豊かな自然が広がり、十和田八幡平国立公園内の十和田湖や奥入瀬渓流といった景勝地は、毎年多くの観光客が訪れます。
市街地では十和田市現代美術館を中心に、まち全体をひとつの美術館に見立てた官庁街通りが整備され、豊かな自然とアートが融合したまちとして全国的にも注目されています。
最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!