最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!
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戦時中に荒れ果てた岩城島・積善山を
救った、三千本桜を守りたい。
岩城島積善山では戦時中、松の根から採れる油を軍用機の代替燃料にするため山を覆っていた松が伐採されました。その結果、山は荒れ、土砂崩れや川の氾濫が頻発するようになりました。戦後、景観の回復と災害対策を目的に、公園のふもとに4~5本の桜の苗木が植えられたことが「積善山三千本桜」の始まりです。
植樹活動は年々広がり、岩城島の恒例行事として定着。現在では、町も協力しながら桜の植樹や保全活動が続けられています。
4月の開花時期には「いわぎ桜まつり」が開催され、町内外から多くの人が訪れるスポットとしてにぎわいます。
樹齢60~70年を迎えた老木が多く、近年の異常気象による夏場の高温や少雨の影響で、昨年はほとんど花が咲きませんでした。岩城島のシンボルとして長年親しまれてきた桜を絶やさず、後世に受け継ぐため、令和6年度より5~7年かけて頂上付近から順次植え替える計画を進めています。枯れた桜の伐採、苗木の植え穴の掘削、新たな桜の植樹など、積善山の桜を守る取り組みに寄付金を活用したいと考えています。
愛媛県東北部、広島県との県境に位置する上島町は、瀬戸内海のほぼ中央に浮かぶ美しい町です。平成16年10月1日、弓削町、生名村、岩城村、魚島村の4町村が合併して誕生しました。
面積は30.38km²で、25の島々(有人島7、無人島18)で構成されています。気候は瀬戸内海特有の温暖で雨が少ない多照寡雨型で、平均気温は15~16度。年間降雨量は約1,000mmで、冬でもほとんど積雪はありません。
町全域が瀬戸内海国立公園の一部に指定されており、瀬戸内海の風光明媚な景勝地として知られています。
最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!