養老公園の桜の保全を通し、住民が全国に誇れるまちづくりを。

養老公園に植樹されている約3000本の桜。春になると公園全体がピンクに染まり、多くの観光客が花見を楽しみます。養老公園への玄関口である養老鉄道養老駅から養老公園へと続く道は、通称「桜道」。鉄道利用の来園者を公園へと誘導しています。

公園一円の桜が、まちの観光コンテンツとして重要な役割を担っており、年間で公園を訪れる観光客は約123万人です。これらの桜を地域・企業・行政が一体となって保護・保全・植樹していくことは、観光地としての環境保全の実現と、地元住民のシビックプライド醸成につながると考えています。

この自治体について

養老町は全国的にも稀な、元号の由来となった歴史あるまち。海抜0ｍの平野部から、標高859ｍの養老山を擁する養老山地とその山麓部まで、自然豊かで変化に富んだ景観を持っていることも特徴です。

養老公園には伝説の滝としてその名を全国に知られる養老の滝や、環境省の名水百選に選ばれている菊水泉、各種観光スポットレジャー施設が点在しているほか、春には桜、秋には紅葉といった豊かな自然を感じることができます。

焼肉店が集合して沿道に軒を連ねる通称「養老焼肉街道」などで知られる、おいしいお肉もまちの魅力の一つです。