最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!
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かつての景色を取り戻したい。
陸前高田を“東北随一の桜の名所”に。
まちの随所に桜が生育し、市民や観光客でにぎわっていた陸前高田市。しかしそれらは、東日本大震災の津波ですべて消失しました。
復興事業は完了したものの、かつての桜のある風景を懐かしむ市民の声は大きくなり、震災後の住宅高台移転で生まれた未利用地を活用して桜を再生しようとする動きが進んでいます。令和5年10月に「さくらの杜プロジェクト」が設立され、「東北随一の桜の名所」づくりを目指し、令和6年3月から植樹活動が始まりました。
本寄付金を活用し、市内低地部(高田松原津波復興祈念公園から川原川にかけて)へ、30本ほどの桜苗木の植樹を行います。植樹活動は、「さくらの杜プロジェクト陸前高田協議会」が主催し、公募市民が参加する形で植樹会を開催することで、市民の意識向上、普及啓発を図ります。また、植樹会はマスコミ各社による取材も想定されるため、社会貢献活動を紹介する機会となることも期待されます。
陸前高田市は岩手県東南端、宮城県と接する太平洋岸に位置する人口約17,000人のまちです。
2011年の東日本大震災では、津波により1,800人近い市民の尊い命が失われ、市中心部も壊滅的な被害を受けました。その後の復興事業により、2018年には中心市街地が“まちびらき”を迎え、2021年には高田松原津波復興祈念公園や道の駅高田松原がオープン。現在は多くの観光客が訪れ、にぎわいを見せています。
最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!