最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!
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出水の特攻碑公園の周りに咲く、
歴史ある桜並木をこれからも。
旧海軍航空隊出水基地の一角にある特攻碑公園。その周辺には、昭和52年に「出水ロータリークラブ」が環境美化活動の一環として植えた桜並木があります。
現在、桜並木には約210本の桜が残っており、3月下旬から4月上旬の見頃には市道を歩行者天国にして「いずみ桜まつり」が開催されます。桜まつりでは、特産市や一日食堂、金魚すくい、風船販売などの催し物に加え、和太鼓の演奏も披露され、多くの来場者でにぎわいます。
一方で、樹勢の衰えが目立つ桜も多く、歴史ある桜並木を次世代に引き継ぐための取り組みも進められています。
植樹から40年以上が経過した桜は樹勢の衰えが進み、台風による倒木や落枝の被害も多発しています。歴史ある桜並木を次世代に引き継ぐため、令和5年度に「特攻碑公園周辺のさくら管理計画」を策定し、令和6年度から回復が難しい桜を年間約30本ずつ植え替える取り組みを開始。寄付金を活用しながら、令和7年度以降も継続して植え替えを行い、地域住民や観光客に喜ばれる健全な桜並木の再生を目指します。
出水市は、鹿児島県の北西部、熊本県との県境に位置する人口約5万2千人のまちです。温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、市の北西部に広がる出水平野は、日本一のツルの渡来地として知られ、ラムサール条約湿地にも指定されています。
約400年前の面影を残す出水麓武家屋敷群は、国内最大級の広さを誇り、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。さらに、薩摩藩主・島津家当主の墓碑や菩提寺などの史跡も多く、歴史の趣あふれるまちとして親しまれています。
最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!