最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!
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村民たちが植え続けた桜が描く、
西米良村の理想郷。
西米良村では、春になると山々が桜色に染まり、まるで桃源郷に来たような幻想的な風景が広がります。この風景は、村内で美しく咲く桜を選び、接木で苗木を育て、植栽や村民への配布を行ってきた取り組みによって育まれました。
昭和61年度から国道219号沿いに桜の植栽事業が始まり、平成14年度からは毎年約500本のエドヒガンザクラの苗木を村民に配布しています。
村民が苗木を庭先や山、地区に植えることで、村全体が桜色に包まれるようになりました。春になると多くの観光客がその美しい景色を楽しみに訪れています。
西米良村では、桜の苗木を養樹園に委託し、村内の桜を接木して育成しています。苗木の育成には約2年を要し、令和7年度も約250本の苗木を出荷する予定です。今回は、従来の村民への配布に代わり、山への植栽を検討しています。植栽場所は、西米良村の中心地から眺められるエリアを予定しており、数年後には宮崎県内で桜の名所として親しまれる場所に育てたいと考えています。これらの活動に寄付金を活用する予定です。
宮崎県の最北西部、熊本県との県境に位置する西米良村は、県内で最も人口が少ない村です。村の面積の96%を森林が占め、四季折々の美しい自然が広がる豊かな環境が魅力です。
大自然や懐かしい風景に加え、地元の美味しい食事や美人湯で知られる温泉を楽しみに、多くの観光客が訪れています。また、日中の寒暖差が大きい気候を活かし、ユズやホオズキの栽培も盛んに行われています。
最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!