桜の語源とも縁深い西都原の
歴史ある桜を、未来に残すために。

西都原には約2,000本の桜が植生し、長い年月をかけて育まれてきました。その多くは来歴が不明なほど古くから存在します。

「西都原古墳群」には、桜の語源とされる「コノハナサクヤヒメ」の墓と伝わる御陵墓参考地があり、その周辺にもたくさんの桜が咲き誇ります。地域の歴史・文化の象徴的な存在として、地元の人々に深く愛され続けている場所です。

毎年春に開催される「西都花まつり」では、桜と菜の花が織りなす美しい風景が広く親しまれ、県内外から多くの観光客が訪れます。桜は地域の観光資源としても重要な役割を果たしています。

この自治体について

宮崎県西都市は、県央地域に位置し、日本最大級の古墳群である国の特別史跡「西都原古墳群」で知られています。

西都原古墳群は、御陵墓参考地を含む319基の円墳、方墳、帆立貝型古墳、前方後円墳で構成される歴史的な遺跡です。その周辺には、約2,000本の桜と四季折々の花が咲き誇る花畑が広がり、花の名所としても多くの人々に親しまれています。