町民ボランティアが植えた、600本の桜の歴史を受け継いでいく。

「新江の桜並木街道」は、県内有数の桜の名所であり、阿賀野市が誇る絶景スポットのひとつです。

新江用水路の両岸約4kmにわたって花を咲かせる600本のソメイヨシノは、昭和56年に町民がボランティアとして記念植樹したもの。以降も地域の自治会が年2回、春と秋に下草刈り、周辺のゴミ拾いなどの活動を行っています。
地域の住民に愛され続けている新江の桜。植樹から40年以上が経過しましたが、これからも多くの方に楽しんでいただき、春を満喫する桜の名所として引き継げるよう、保全活動が必要と考えております。

この自治体について

阿賀野市は、新潟県の下越地方、新潟市の東側に位置し、大河「阿賀野川」と五頭連峰の間に形成された扇状地に水田が広がる、自然豊かな土地です。

冬季には、白鳥の渡来地として全国的に有名なラムサール条約指定湿地の「瓢湖」に約5千羽の白鳥がやってきます。その瓢湖からも近い「五頭温泉郷」には、全国屈指のラジウム含有量を誇る“体にいい温泉”として、全国から多くの人が訪れます。