最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!
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100年以上にわたり守られてきた、
出雲街道・新庄宿のがいせん桜。
がいせん桜は、明治39年の日露戦争の戦勝を記念して、出雲街道の宿場町「新庄宿」の通り沿いに137本のソメイヨシノが植えられたことから始まりました。この桜並木は「がいせん桜通り」として、多くの人々に親しまれています。
宿場町に桜並木が残る景観は全国的にも珍しく、「新庄宿町つくりの会」を中心に、地域住民が協力して維持管理を行っています。夏には桜の根元への水やり、秋には落ち葉掃除、冬には除雪作業を行い、100年以上にわたり「桜のある宿場町の風景」を守り続けてきました。
毎年開催される「がいせん桜祭り」は、地域住民の多大な協力によって支えられています。しかし、人口減少に伴い人手が減少し、交通整理などの運営費も増加しているため、開催が厳しい状況に直面しています。寄付金は、駐車場料金の収受を効率化する音声案内システムの導入など、運営負担の軽減に役立てます。また、老朽化したがいせん桜の後継木への植え替えにも活用し、未来へと村の美しい景観を引き継いでいきたいと考えています。
岡山県の西北端、鳥取県との県境に位置する人口800人ほどの小さな村です。
県下最大級のブナ林が広がる「毛無山」を主峰とした標高1,000m級の雄大な連山に囲まれ、岡山県三大河川のひとつ「旭川」の源流域にあたる豊かな自然が残っています。
古くは山陰と山陽をつなぐ出雲街道の宿場町「新庄宿」として栄え、美しい景観や自然を守り、継承する村として「日本で最も美しい村」連合に加盟しています。
最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!