最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!
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世界文化遺産・今帰仁グスクに咲く
鮮やかな寒緋桜を、次世代へ紡ぐ。
14世紀頃に築城された今帰仁グスクは、美しい曲線を描く雄大な城壁を持ち、平成12年にユネスコの世界文化遺産に登録され、平成18年に日本100名城にも選ばれました。
城内には約200本の寒緋桜が植えられ、満開になると桜の鮮やかな色と城壁、山の緑、青空が織りなす絶景が広がります。城外にも数百本の寒緋桜があり、満開時には一帯が桜の花で彩られます。
平成20年からは開花時期に「今帰仁グスク桜まつり」が開催されています。祭りでは棒術や村内各地の伝統芸能が披露され、今帰仁村民が活躍するイベントとして親しまれています。
今帰仁城跡へ続く村道の寒緋桜は、開花時期になると鮮やかなピンク色で訪れる人々を出迎えます。しかし、幹が半分枯れた状態で維持している古木も多く見られます。また、伸びた枝が道路上にはみ出しているものの、古木のため大幅な剪定が難しい状況です。今回、寄付金を活用し、樹勢回復が見込めない古木を撤去し、新たに約10本の桜を植樹する予定です。これにより、村道の景観を整え、来訪者の満足度向上を目指します。
今帰仁村は、沖縄本島北部「やんばる」と呼ばれる緑豊かな山々に囲まれた癒しの地で、悠久の歴史や文化が息づく農業を基盤とした村です。先人たちが残した景観が色濃く残り、自然と伝統が調和しています。
沖縄県から拠点産地の認定を受けた菊、マンゴー、スイカ、紅芋、黒毛和牛の子牛、クヮンソウ、エノキダケ、エリンギ、アグーなど、多種多様で特色ある農畜産物が生産されており、地域の産業を支えています。
世界遺産に登録されている今帰仁城跡や古宇利島など、県内でも有数の観光地があり、毎年多くの観光客が訪れます。
最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!