最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!
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関東有数の名所と言われた、
権現堂堤に広がる、桜と菜の花。
権現堂堤は大正9年、利根川の支流である権現堂川の堤防沿い約6kmにわたり、3,000本のソメイヨシノが植樹されたことから始まりました。
それからは関東有数の桜の名所として、戦前には静岡からも花見客が訪れるほどににぎわいましたが、太平洋戦争末期に伐採されてしまいました。
現在のソメイヨシノは昭和24年に再び植樹されたもので、約1kmにわたる桜並木と周囲に広がる菜の花畑が織り成す、淡いピンクと黄色のコントラストは、訪れる人々の目を楽しませています。
権現堂堤では、毎年「幸手桜まつり」が開催され、例年50~60万人もの来場者が訪れます。この絶景を守り、来場者に安全・快適に楽しんでいただくためには、堤の補修や駐車場の整備など、環境整備が欠かせません。また、イベントの円滑な運営と桜の保全を進めるため、一般社団法人幸手市観光協会に補助金を支出し、運営を委託しています。寄付金はこれらの費用の一部として活用される予定です。
幸手市は埼玉県北東部に位置し、古くから日光道中の宿場町として発展してきました。
春には街中を彩る桜、夏には300年以上の歴史と伝統を誇る八坂の夏祭りの熱気、秋には黄金色に広がる稲穂、冬には権現堂堤に凛と咲く白い水仙と、幸手の四季は豊かな表情を見せてくれます。
ほかにも中川や江戸川の水辺など、のどかな田園風景は訪れる人々の心を和ませています。
最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!