長浜城から見下ろす桜の海と、青く広がる琵琶湖の景色を守るために。

豊公園の桜は長浜市のシンボルとして長年親しまれてきました。大正期に植えられた桜は、樹齢100年を超える現在もなお美しく咲き、市民はもちろん、県内外からも多くの花見客が訪れます。

特に長浜城の展望台から見下ろす景色は圧巻で、眼下には桜の海、その向こうに青々とした琵琶湖が広がります。城のライトアップに合わせてぼんぼりに彩られる幻想的な夜桜も魅力です。

豊公園が桜の名所として今後も末永く愛され、より多くの方に桜を楽しんでいただけるよう、丁寧な管理を続けるとともに、公園の魅力向上につなげていきたいと思います。

この自治体について

長浜市は、滋賀県の東北部に位置する人口11万3千人のまちです。

周囲は伊吹山系の山々と琵琶湖に面しており、中央には湖北平野と水鳥が集う湖岸風景が広がり、優れた自然景観を有しています。また、北國街道や、戦国時代をしのばせる長浜城や小谷城跡、賤ヶ岳、姉川古戦場をはじめ、竹生島の宝厳寺、渡岸寺の国宝十一面観音をはじめとする数多くの観音が祀られる観音の里など、すぐれた歴史的遺産を有しています。

この地域は、京阪神や中京、北陸の経済圏域の結節点としての位置にあり、JR北陸本線・湖西線や北陸自動車道を主な広域交通軸として、これらの経済圏域と利便性高く結びついています。