最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!
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重ねた歴史の数だけ、想いがある。市民が守り残した桜のトンネル。
斐伊川堤防桜並木は雲南市を代表する観光名所の一つ。約2kmにわたる桜のトンネルを見に、見頃には約10万人を超える花見客でにぎわいます。
この地域の桜は、大正に土手の保全のため一度伐採されますが、地域民の手により再び植えられます。昭和になり本格的に植樹が始まると町人が世話をするようになり、戦時下では、軍からの薪としての供出命令に町長が嘆願するなど、幾度の危機を乗り越えた先に今日の桜並木が残っています。
歴史があるからこそ、市民の思い入れも強い。しっかりと手をかけて“市の宝”を次世代へ残していきたいと思います。
桜並木を一本一本丁寧に観察し、それぞれの木に合わせた剪定や施肥、必要に応じた土壌の入れ替え、そして新たな木への植え替え作業などを行います。寄付金はそれらの活動に充てる予定です。
雲南市は、島根県の東部に位置する人口約3万5千人の自然豊かなまち。ヤマタノオロチ伝説にまつわる伝承地や、日本古来の製鉄法・たたら製鉄の中心地として栄えたまちが残るなど、神話と歴史に彩られた魅力が満載です。
県庁所在地の松江市と出雲大社のある出雲市に隣接し、車でそれぞれ約30分と都会地へのアクセスも良好。「住みたい田舎ランキング※」の若者世代・単身者部門で1位を獲得するなど、全国的にも注目されています。
※宝島社発行の2024年版
最近、切られた桜
よく見る気がするなぁ
包帯みたいなのが
桜の木に巻かれてる!