「桜を未来に繋ぐために、 今できることを」

実家の近くにある、綺麗な桜の並木道です。通学時や、買い物に行く時に通る道で、そこが毎年一面の桜色に包まれるたびに「今年も春がきたな〜」と感じていました。今でも両親が「今年も桜が咲いたよ」と、その桜並木の写真を送ってくれます。東京で桜を見ると思い出す、私にとって大切な場所です。

はい、行っていました！幼い頃は家族と遠くまで桜を見に出かけたり、あと父の会社のお花見に家族みんなで参加したことを覚えています。高校生になると、友達同士で一品ずつ食べ物を持ち寄って、すごく綺麗な桜が咲く公園でお花見パーティをしました。私はサンドウィッチを持って行った気がします。地元での懐かしい思い出ですね。

何年か前に、友人たちと夜桜を見に行きましたよ！ビールを片手に焼きそばを食べながら、桜の木を見上げて……最高でしたね。

普段はお仕事が終わって、「今日は頑張った！」と思う時にご褒美の一杯を飲むことが多いですが、やっぱりみんなで飲むビールは格別です。それに、みんなでシートを広げてお酒を飲むことって、お花見以外あまりないですよね。だからお花見のシチュエーションだけで気分が上がるし、友人たちとの距離感もぐっと近くなる気がして嬉しかったです。

よく考えてみると、桜を植えるところを見るのははじめてでした。私のなかで桜は公園に植えられている大木のイメージが強かったので、こんなにも細い苗木が満開の花を咲かせるなんて、驚きました！年月を重ねるごとに少しずつ成長して、あんな立派な幹になるんだと思うと不思議で、長い歴史を感じました。

桜が危機にあるなんて、全く知りませんでした……。私を含め、特に日本に住む方にとっては大切な思い出がたくさんある特別な花だと思うんです。地元の桜並木の景色や友人たちとのお花見の思い出が、いつかなくなってしまうかもと想像すると……さみしいです。

今回、「桜守（さくらもり）」の方とのお話や晴れ風ACTIONの取り組みを通じて、桜が抱える問題を、まず知ることができてよかったです。桜が危機に瀕していることを知らない方も多いと思うので、小さなことでも、できることを見つけて行動していきたいと思います。